ブリッジによる治療について

失ってしまった歯の左右の歯を利用し欠損部分に人工の歯を固定します。この構造が橋と似ているためブリッジ(Bridge)治療と呼ばれています。

ブリッジ治療の仕組み

ブリッジ治療は欠損した歯の左右の歯を人口歯の固定に使用するため、天然歯を削る必要があります。また原則として、連続欠損は2本までとされています。入れ歯と違い、固定式なので取り外しをする必要はありません。

メリット

  • ・保険適応のものもある
  • ・固定式であるため外れない
  • ・治療期間が短い

デメリット

  • ・健康な歯を削る必要がある
  • ・両サイドの歯が弱りやすい

被せ物の種類について

「メタルフリー」、「ノンメタル」という言葉をご存知ですか? 簡単に言うと、詰め物や被せ物などに金属を使用しないということです。理由は、銀歯が「金属アレルギー」「ガルバニー電流※」「メタルタトゥー(歯肉の着色)」「プラーク付着」の原因になるからです。お口の中で金属は、帯電し、熱や酸やガルバニー電流などの様々な刺激によって少しずつ溶け出してしまいます。 それが体内に吸収・蓄積されると「金属アレルギー」や歯肉の色が黒くなる「メタルタトゥー」を発症してしまう可能性があるのです。 また、帯電(銀歯の周りに静電気がある状態)していることで、むし歯や歯周病の原因となるプラークを引き寄せやすく、取りずらい環境を作り出し、むし歯や歯周病のリスクを高めてしまいます。 そのため一心会のクリニックではノンメタル素材を使用した治療をオススメしております。

  • ※異なる金属が唾液を介したり、直接触れることによって発生する微弱電流のこと。

詳しい被せ物の種類についてはこちらをご覧ください。

名称 イメージ写真 素材 耐久性 審美性 生体
親和性
機能性 特徴 料金
前装冠 前装冠 レジン

金属
△ ○ △ △ 保険治療法。審美性に欠ける。経年変化のためレジンや金属の部分の色調変化(黄ばみ・黒ずみ)がある。 保険適用
約9,500円
自費の場合
33,000円
(税込)
オール
セラミック
オールセラミック セラミック

セラミック
◎ ◎ ◎ ○ 前歯にお勧め。
天然歯に近い審美性を有する。天然歯と同じ硬さなので、咬み合う歯を傷つけない。
115,500円
(税込)
FMC FMC 金属 ◎ △ △ △ 保険治療法。審美性に欠ける。
長期間で金属が溶け出す心配がある。経年変化のため色調変化(黒ずみ)がある。
保険適用
約6,000円
自費の場合
33,000円
(税込)
ホワイト
クラウン
ホワイトクラウン セラミック ◎ ○ ◎ ○ 奥歯にお勧め。
汚れも付きにくく、変色もしづらい。強度が高く耐久性が良好。
72,600円
(税込)
CAD/CAM CAD/CAM ハイブリッド
レジン
△ ○ ○ ◎ 保険治療法。
適用する歯に限りがある。
保険適用
約8,500円
  • ※レジン…歯科用プラスチック(樹脂素材)、セラミック…歯科用セラミック(陶器素料)。
  • ※ご覧頂くモニターにより色味が変ります。実際の詰め物・被せ物の色とは異なりますので、あらかじめご了承ください。
  • ※料金は全て1歯あたりの料金です。
  • ※保険適用の料金は自己負担が3割の場合で計算しています。
  • ※料金は形成(詰め物、被せ物を作製するために歯の形を整えること)と型取りを含んでいます。
  • *保険制度により、土台を自費(ファイバーコア)にした場合は被せる物に保険が適用とならず、自費の料金になります。

インプラントとの併用について

一心会では2ピースタイプのインプラントを使用しているためブリッジとの併用が可能です。連続欠損が3本以上の場合でもインプラント治療で形成した人口歯を支代としてブリッジ治療を行うことが可能です。

歯を失ってしまった場合にはすぐに歯科医院へご相談ください。
口腔内の状況によって適応な治療は変わります。患者様と相談し、最適な治療方法を提案させていただきます。

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