「歯を失ってしまった方へ」

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自分の歯を「失ってしまった」、「歯科医院で残せないと言われた」など、
自分の歯がなくなることに対して、これからどうなっていくのかという不安を抱えることが多いと思います。
歯を失った場合の治療方法はいくつかありますが、私自身は以下の理由からインプラント治療をお勧めしています。
①しっかりと噛めるようになること
②噛み合わせの安定をはかること
③他の歯に負担をかけない
④治療を繰り返さない
インプラント治療を行うことで、残っている自分の歯を守るだけでなく、しっかり食事ができるようになることで健康を守り、人生も楽しくすることができると考えています。
みなさんの人生が少しでも豊かで明るいものになるよう、一緒に今後のことを考えていきましょう。

医療法人社団 一心会
新さっぽろライフ歯科 院長
西尾 匡弘

3つの選択肢

歯を失ってしまった場合にはメジャーな方法として3つの選択肢があります。それぞれの治療には特徴があります。お口の中の状態によって選択可能な治療方法が異なりますので詳しくは当法人の歯科医師にご相談ください。

  • インプラント
  • ブリッジ
  • 入れ歯

咬合力の違い

咬合力は3つの治療方法によって以下のような差が出ると言われています。食事をする際には、咬合力がとても大切です。歯を失ってしまったことによって食事に制限が出てしまうこともあるのです。

【咬合力】自分の歯:100%、インプラント:80~90%、ブリッジ:60%、総入れ歯・部分入れ歯:10~30%

歯を削らない治療

一心会のクリニックではインプラント治療を第一選択としてお勧めしております。

歯を失ってしまった場合は、失ってしまった歯の代替となる人工の歯を治療により入れることが大切です。ただ他の健康な天然歯を大切にすることも同様に重要です。インプラント治療は、ブリッジや入れ歯と異なり歯を削る必要がない治療です。

骨が吸収される?

歯を失ったところの骨は次第にやせて行きます。これを骨の「廃用萎縮」と言います。この廃用萎縮により入れ歯やブリッジによる治療では装置の作り替えが必要になりますが、インプラント治療では骨の廃用萎縮が起こりにくいとされており装置の作り替えも必要ありません。

インプラント治療とは?

実はインプラントという言葉は、体内に埋め込む医療機器や材料の総称のことです。ですので歯科医院で行う「インプラント」のことを正確には「歯科インプラント」や「デンタルインプラント」と言います。インプラント治療の歴史は長く、紀元前3世紀頃のローマでも行われていたとされています。ただ現在のようなインプラント治療が確立されたのは1952年以降で、チタンが人間の骨と結合することが分かってから急激にインプラント治療は進化していきました。

インプラントには1ピースタイプと2ピースタイプがあります。1ピースタイプ(土台一体型)はインプラント体とアバットメントが一体化しているので冠の治療のみに限定されます。2ピースタイプの場合は、インプラント体とアバットメントが取り外し可能であるため様々な装置との併用が可能になります。

上部構造の種類について

インプラント治療後に実際にご自身の口腔内で見ることができるのは上部構造(人工の歯)だけです。一心会では、上部構造にオールセラミックとホワイトクラウンと呼ばれる2つの素材を用意しています。2つの違いは以下の通りです。どちらを選んで良いかわからない方は担当歯科医師にご相談ください。

オールセラミック

オールセラミックは天然歯に近い白さと透明感を持つ素材です。またセラミック という素材は汚れがつきにくく、変色しにくいという特徴があります。ただセラミックは陶器の素材であることからも分かるように割れやすいという特徴を持ちます。

ホワイトクラウン

ホワイトクラウンはジルコニアという素材で作られた義歯です。ジルコニアは人工ダイアモンドとも呼ばれる素材です。ダイアモンドが硬いようにホワイトクラウンも衝撃に強い義歯です。オールセラミックに比べると審美性は落ちてしまうのがデメリットです。

インプラントメーカーは世界には100社以上あると言われており、国内だけでも30社以上あります。メーカーによって装置の規格が異なるため別のメーカーの装置を組み合わせて使用することは原則としてできません。だからこそ長く付き合っていくインプラント装置にこだわる事は重要だと一心会では考えております。一心会では、数あるメーカーの中でも特に信頼されているメーカーであるアストラテック社とストローマン社の装置を導入しています。両者とも10年以上の臨床実績があり科学的根拠に裏付いた高品質な製品を影響しています。

  • ASTRA TECK IMPLANT SYSTEM
  • straumann

痛みの少ない治療

歯科手術や歯科治療に対する恐怖心や不安・緊張感を最小限に抑制し、快適に治療を受けていただくために、歯科麻酔科医の管理下で抗不安薬や麻酔薬を静脈から注射してリラックス、もしくはウトウトした状態で手術を行う方法です。
全身麻酔と異なり、意識があります。唾も飲み込むことができます。痛みを取る作用はないので、局所麻酔は併用します。

  • 静脈内鎮静法は自費診療になります。

メリット

  • ・治療や手術時の不安やストレスが軽減される。
  • ・不安や緊張が緩和されるので、血圧・脈拍・呼吸などが安定した状態で手術を受けることができる。
  • ・ウトウトしている間に手術が終わるので手術時間が短く感じる。

デメリット

  • ・眠気やふらつきが取れるまで様子を診るので、手術後すぐに帰宅できない。
  • ・付き添いの方が必要。
  • ・合併症が出る場合がある。
  • ・点滴のラインをとる(針を血管に刺す)必要がある。
  • ・歯科麻酔科医の出勤日に手術を行いますので、日程調整をする必要があります。

高額なインプラント治療のために

デンタルローン

デンタルローンは高額な歯科治療のためのローンです。一心会の医院では業界最安水準の分割手数料のジャックスデンタルローンのご利用が可能です。分割回数などはローンお申し込み時にお選びいただくことが可能です。月々のお支払い額のシミュレーションも来院いただいた際に行うことができます。

医療費控除

特定の条件を満たしていれば治療費は医療費控除の対象となります(通院のための交通費も医療費控除の対象となりますが、自動車での通院の場合ガソリン代は対象とはなりません)。医療費控除の申請には領収書が必要となりますので、大切に保管して下さい。ただし、審美治療のために行われる場合は医療費控除の対象外となる可能性がありますので、ご注意下さい。詳しくは国税庁ホームページをご覧ください。

その他の選択肢

入れ歯とブリッジ

歯を失ってしまった場合は、できるだけ早く治療を行うことが大切です。インプラント治療は入れ歯やブリッジよりも優れた治療方法と言えますが高額な治療方法です。入れ歯やブリッジによる治療も長年、行われてきた素晴らしい治療方法です。歯を失ってしまった場合は、当法人のクリニックにてご相談ください。患者様にとって最適な治療方法をご提案させていただきます。

インプラント治療の費用

インプラントの治療にかかる料金は、「残っている骨の量」「歯肉の状態」などのお口の中の状態と、埋入するインプラントの本数、被せ物(上部構造)の種類をどうするかによって変わってきます。

健康な状態(支える骨の量が十分にあり、歯肉の状態がきれいな場合)では、診断料(CT・レントゲン撮影、コンピュータ分析)3万円
1歯あたり 一次オペに25万円。二次オペに7~8万円。(二次オペが不要な場合もございます)
被せ物(上部構造)に10万円前後。
合計で約38~46万円ぐらいかかります。

骨量が少なく、骨を補填しなければならない場合は、上記金額に5~24万円プラスされます。
(手術で入れる骨の量によって異なる為、料金に幅があります)

また、歯肉をきれいな状態に造る必要がある場合は約5万円ほどプラスされます。

インプラント治療の詳しい料金表についてはこちらをご覧ください。

よくあるご質問

Q1歯が折れてしまったのですがインプラント治療の対象になりますか?
A1実際にお口の中の状態を診断させていただきご案内させていただきます。一度、診査診断のためにお近くの一心会クリニックまでお越しください。
Q2インプラントで普通に食事できますか?
A2実際にお口の中の状態を診断させていただきご案内させていただきます。一度、診査診断のためにお近くの一心会クリニックまでお越しください。
Q3インプラントで埋め込んだ歯は目立ちますか?
A3実際にお口の中の状態を診断させていただきご案内させていただきます。一度、診査診断のためにお近くの一心会クリニックまでお越しください。
Q4治療期間はどれくらいかかりますか?
A4治療期間はお口の中の状態によって大きく変動します。詳しくはお近くの一心会クリニックの歯科医師にご相談ください。
Q5インプラントオペの際は入院が必要ですか?
A5入院していただく必要はありません。多くの場合、オペ終了した当日にお食事していただくことも可能です。
Q6インプラントか入れ歯で迷っています。
A6最適な治療方法はお口の中の状態によって変わります。一度、診査診断のためにお近くの一心会クリニックまでお越しいただき歯科医師のご相談ください。
Q7顎の骨が薄くてインプラント治療ができないと言われました。
A7ソケットリフト、サイナスリフトなど骨を再生する手術を行うことでインプラント治療が可能になる場合があります。骨再生術は安全性が認められた治療ですが、難しいオペですので担当医とのコンセンサスを取ることが重要です。
Q8歯を失ってしまったのでどのようにしたらいいか分からない。
A8是非、お近くの一心会クリニックの歯科医師にご相談ください。患者様にとって最良の治療をご提案させていただきます。

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